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微粒子トランスミッター

室内空気質の見える化が求められる現場では、温湿度やCO2だけでなく、微粒子濃度の把握も重要になっています。空調管理、クリーンな作業環境の維持、設備監視の高度化を進めるうえで、連続監視に対応した微粒子トランスミッターは、BMSや監視システムと連携しやすい実用的な選択肢です。

このカテゴリでは、屋内空気質の監視に適した壁面設置型やダクト設置型の機種を中心に、PM2.5やPM10の計測、アナログ出力、リレー出力、通信機能など、運用方法に応じた製品を選びやすく整理しています。

室内空気質監視に用いられる微粒子トランスミッターのイメージ

微粒子トランスミッターが活躍する用途

微粒子トランスミッターは、空気中に浮遊する粒子状物質を継続的に検出し、信号として外部へ出力する機器です。オフィス、商業施設、学校、医療関連空間、製造現場など、空気質の安定管理が求められる場所で活用しやすく、局所的な悪化の早期把握にも役立ちます。

特に、換気制御やフィルタ状態の確認、空調設備の運転最適化では、単独の数値確認だけでなく、他の空気質指標と組み合わせた監視が有効です。たとえば、一酸化炭素/二酸化炭素トランスミッターと併用することで、より多面的な室内環境評価につなげやすくなります。

このカテゴリで選べる代表的な構成

掲載製品には、壁面設置に適したモデルと、空調ダクト内の監視に向くモデルがあります。室内代表点を測る場合は壁面型、給気・還気ラインや局所的な空調経路を確認したい場合はダクト型が候補になります。

代表例として、Duct MountのDwyer PMI-2.5DA-N-LCDやDwyer PMI-10DA-N-LCDは、ダクト内の粒子監視に適した構成です。一方、Wall MountのDwyer PMI-2.5WC-RLY-LCD、Dwyer PMI-10WC-RLY-LCD、Dwyer PMI-2.5WA-N-LCDなどは、屋内空間の常時監視に取り入れやすいモデルです。

選定時に確認したいポイント

まず確認したいのは、PM2.5を見たいのか、PM10まで見たいのかという計測対象です。カテゴリ内には最大2.5 μmに対応する機種と、最大10 μmに対応する機種があり、用途や管理基準に応じて選定の方向性が変わります。

次に、出力方式も重要です。4 to 20 mAや0 to 10 Vdcに対応する機種は既存の制御盤や監視システムへ組み込みやすく、リレー出力付きモデルはしきい値を超えた際のアラーム連動にも向いています。さらに、RS485およびModbus RTU対応モデルであれば、複数点監視や中央監視への統合を進めやすくなります。

表示器の有無、ボタン有無、設置場所の保護条件も見逃せません。現場で数値を直接確認したい場合はLCD付き、設定やローカル操作を行いたい場合はボタン付きモデルが候補になります。ダクト設置では筐体保護や取り付け方法も含めて確認すると、導入後の運用がスムーズです。

カテゴリ内の代表製品と使い分け

DwyerのPMIシリーズは、レーザー散乱方式を採用し、屋内空気質の粒子監視を継続的に行いたい用途に適したラインアップです。応答時間、アナログ出力、表示有無、通信有無などの違いがあり、監視中心か制御連動中心かによって選び分けしやすい構成になっています。

たとえば、Dwyer PMI-2.5WC-RLY-LCDはPM2.5監視向けで、LCD表示とリレー出力を備えた壁面型として扱いやすいモデルです。Dwyer PMI-10WC-RLY-LCDはPM10側まで見たい用途に向き、より広い粒径レンジを意識した監視に対応します。シンプルな信号出力を重視するならDwyer PMI-2.5WA-N-LCDやDwyer PMI-10WA-N-LCD、ダクト経路監視ならDwyer PMI-2.5DA-N-LCDやDwyer PMI-10DA-N-LCDが比較対象になります。

監視システムとの連携と運用イメージ

現場での導入では、測定精度や粒径レンジだけでなく、どう運用するかが選定の成否を左右します。アナログ出力をPLCや中央監視に取り込むのか、リレーで局所警報を出すのか、通信で複数台を一括管理するのかによって、必要な仕様は変わります。

また、空調の状態把握では粒子濃度だけで完結しないケースも少なくありません。給気や還気の流れを確認したい場合は、風速トランスミッターとあわせて検討すると、換気量や気流条件を含めた管理がしやすくなります。

導入前に整理しておくとよい条件

選定をスムーズに進めるには、設置場所、必要な信号、警報の有無、現場での表示必要性をあらかじめ整理しておくのが有効です。壁面設置かダクト設置か、4 to 20 mAと0 to 10 Vdcのどちらを使うか、通信連携が必要かどうかを明確にすると、候補を絞り込みやすくなります。

加えて、空間全体の代表値を見たいのか、空調経路の変化を追いたいのかでも適した機種は異なります。しきい値超過時に設備連動や警報出力を行いたい場合は、リレー付きモデルが有力です。逆に、監視盤への入力を中心に考えるなら、表示や通信を含めたシステム構成との整合性が重要になります。

よくある確認ポイント

PM2.5用とPM10用はどう選べばよいですか。

管理したい粒径レンジに合わせて選びます。より細かな粒子を重視する場合はPM2.5向け、より広い粒径範囲を見たい場合はPM10対応モデルが候補です。

表示付きと表示なしでは何が違いますか。

表示付きは現場で即座に数値確認しやすく、巡回点検にも便利です。一方で、中央監視側で確認する運用が中心なら、出力機能を優先して選ぶ方法もあります。

ダクト型はどんな場面で適していますか。

空調ライン内の状態把握や、給気・還気の粒子変化を見たい場面で有効です。室内代表点の計測とは目的が異なるため、測りたい場所に応じて選定することが重要です。

微粒子の連続監視は、空気質管理を感覚ではなくデータで進めるための基盤になります。このカテゴリでは、設置方法、粒径レンジ、出力方式、警報機能の違いを比較しながら、現場の監視体制に合った微粒子トランスミッターを選定しやすくしています。用途が明確になっている場合は、対象粒子、設置場所、連携信号の3点から絞り込むと検討が進めやすくなります。

























































































































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