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3Dカメラビジョン

包装や仕分けの現場では、形状のばらつきや高さの違い、位置ずれのあるワークを正確に捉えることが、安定稼働と品質維持の鍵になります。2次元の画像だけでは判断しにくい対象でも、3Dカメラビジョンであれば高さ情報を含めて認識できるため、ピッキング、位置決め、外観確認、体積把握などの工程で活用しやすくなります。

このカテゴリでは、主に産業用途に向けた3Dビジョン機器を取り扱っています。仕分け・包装ラインをはじめ、自動化設備や検査工程で3次元情報を使いたい場合に、視野範囲、設置距離、通信仕様、保護性能などを比較しながら選定しやすい構成です。

包装・仕分けライン向けの3Dビジョン機器イメージ

3Dカメラビジョンが活躍する場面

3Dビジョンは、対象物の有無だけでなく、高さ・段差・形状の違いを捉えたい工程で特に有効です。たとえば箱詰め前の位置補正、搬送物の姿勢確認、積載状態の確認、ロボットへの座標提供など、平面情報だけでは不十分な場面で導入効果を見込みやすくなります。

包装設備との組み合わせでは、ワークの並びや積み重なりの確認、箱の開口部や内容物の状態把握などにも応用できます。前後工程としてオートケースエレクターケースパッカーを使うラインでは、ワーク認識や供給状態の監視といった役割で3Dカメラビジョンが自然に組み込まれます。

このカテゴリで注目したい選定ポイント

選定時にまず確認したいのは、対象物との動作距離と必要な視野範囲です。近距離で微細な形状を見たいのか、ある程度離れた位置から広い範囲を一度に取りたいのかで、適したモデルは変わります。測定対象のサイズ、搬送速度、設置スペースを整理しておくと、候補を絞り込みやすくなります。

次に重要なのが露光方式や通信、保護構造です。ライン上で照明条件が変わりやすい場合はHDR対応の有無が確認ポイントになり、ネットワーク接続やI/Oの取り回しは既存設備との統合に関わります。さらに、粉塵や水しぶきがある環境では、IP等級も見逃せません。

SICKの3Dビジョンを検討するメリット

このカテゴリでは、SICKの3Dマシンビジョン製品が中心です。産業用途を前提にした構成で、Gigabit Ethernet接続、M12コネクタ、24V DC電源、IP65・IP67対応など、装置組み込みを意識した仕様を持つモデルが揃っています。

代表的なRuler3000シリーズは、3D triangulationをベースに、グローバルシャッターや内蔵照明を備えた構成が特徴です。設置距離や視野の異なる複数モデルがあるため、小型ワークの精密確認から、より広い搬送面の把握まで、用途に応じて選びやすいのが利点です。

代表モデルの見方と使い分け

小さな部品や狭い領域を細かく見たい場面では、SICK V3DX3-002BR21A Ruler3000 や SICK V3DX3-004BR21A Ruler3000、SICK V3DX3-010BR21A Ruler3000 のように、比較的近距離でコンパクトな視野に対応するモデルが候補になります。位置決め精度や微細形状の確認を重視する工程で検討しやすい構成です。

一方で、箱・トレー・搬送物の広い面を捉えたい場合は、SICK V3DU3-020RM21A Ruler3000、SICK V3DU3-060RM21A Ruler3000、SICK V3DU3-120RM21A Ruler3000 など、より広い視野に対応したモデルが選択肢になります。対象サイズや設置距離が大きくなるほど、視野とレイアウトのバランスを見ながら比較することが大切です。

また、同程度の視野レンジでもレーザークラスや細かな仕様差があるため、単純にサイズだけで決めるのではなく、設備安全方針や設置条件も含めて確認するのが実務的です。候補モデルが複数ある場合は、必要視野、ワーク高さ、取り付け位置、周辺機器との接続条件を先に整理すると判断しやすくなります。

包装・仕分けラインとの組み合わせで見る導入イメージ

3Dカメラビジョンは単体で使うというより、搬送機器、ロボット、包装機、検査機と組み合わせて価値を発揮するケースが多くあります。たとえば箱詰め前の整列確認、ケース投入時の高さ検出、梱包後の積載状態確認などでは、ライン全体の安定化に寄与します。

後工程にカートンシーラーストレッチフィルム包装機がある場合でも、前段で対象物の状態を正しく認識しておくことは、詰まりや包装不良の予防に役立ちます。ライン設計の段階から認識工程を考慮しておくと、設備全体の連携を取りやすくなります。

導入前に確認したい実務上のポイント

実際の導入では、対象物の材質や表面状態、搬送速度、周囲光、設置角度が結果に影響します。特に反射しやすい面や形状差の大きいワークを扱う場合は、取得したい情報が「存在確認」なのか「高さ測定」なのか「位置補正」なのかを明確にしておくことが重要です。

あわせて、制御機器側との接続方法、処理タイミング、保守性も確認しておくと運用しやすくなります。M12接続やGigabit Ethernetを採用するモデルは、産業現場での配線や機器接続のしやすさという点でも比較しやすく、装置組み込み時の検討材料になります。

3Dカメラビジョンを選ぶ際のまとめ

3Dカメラビジョンは、形状・高さ・位置の情報を活用して、検査、搬送、ピッキング、包装工程の自動化精度を高めたい現場に適したカテゴリです。近距離の微細ワーク向けから、広い視野で搬送物全体を捉える用途まで、必要なレンジに応じて選定の方向性が変わります。

このカテゴリでは、SICKのRuler3000シリーズを中心に、設置距離、視野範囲、接続性、保護性能を比較しながら検討できます。設備構成や対象ワークに合ったモデルを選ぶことで、包装・仕分けラインを含むさまざまな自動化工程で、より安定したセンシング環境を構築しやすくなります。

























































































































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